hosoyaalonsoの日記

文学懐疑のダンカイ世代

恐るべき外圧

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恐るべき外圧は、黒船来航ならぬ、西からのそれとして現れるのでしょう。その時の我々の慌てぶりは見たくないものです。

が、それが極東の島嶼に棲息する我々の生き方なのかも知れませんね。世界の大きな動きが遅れて伝わり、脅威の出現に急遽対処せんと、右往左往したあげく何とか生き延びる。

私はそんな非常時を見ずに行きそうですが、私の若い友人達50代、40代の皆さんは、その時をどう迎えようとしているのか。

その前に襲ってくる可能性もある、南海トラフ巨大地震、富士山爆発なども含めて、子や孫の世代は逃れようもないでしょう。

昔、『渚にて』という映画がありました。人が死に絶えて静まりきった米西海岸の大都市で、カーテンと風がひたすらにモールス信号を打ち続けているシーンは美しく、オーストラリアの生き残り達が自動車レースで死の暴走を繰り返す様は惨めでした。

核兵器によらずとも、いくらでも、何度でも、文明は終わる、とは歴史の常態。
かろうじて生き残った者達が、焼け残った場で、受け継いだものを元に、また細々と命を繋いで行くのでしょうか。

グルメもよし、ゴルフもよし、花鳥もよし、学会旅行活躍はもちろん、が、未来を見据えた提言もまた、と思うことしきりです。