私は安倍氏に対して両評価があることは当然と思っています。
見方によっては、安倍氏は、自身の改憲論を貫徹するより、反対派や野党に配慮した政策をとり、社会的にも保護的な姿勢を見せた総理だったとさえいえるでしょう。
こと政治的評価については、様々な観点からなされることが必要であり、それこそが健全かつリベラルな議論の場を保つ前提であると考えます。
その上で、今回の英国の国葬報道は、人々に厳粛な弔いの気持ちを呼び覚ました点で、却って、安倍氏の葬儀に対しても敬虔な思いで臨もうとする人が増えるのでは、とも思っています。
勿論、それに対しても賛否ありでよし、と。